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再生不良性貧血の情報サイト

監修:
金沢大学附属病院 輸血部
山﨑 宏人 先生

再生不良性貧血の検査法には、次のようなものがあります。

再生不良性貧血の主な検査法

診察
  • 全身症状を確認し、病気の進行度合いを調べます。
  • これまでにかかった病気を確認し、治療に影響が無いか検討します。
  • 家族構成を確認し、骨髄(こつずい)移植のドナー(骨髄の提供者)候補の有無を把握することも、ときには必要です。
血液検査
  • 血液細胞の数に異常がないか調べます。
  • 赤血球、白血球、血小板がいずれも減少している場合は再生不良性貧血を疑い、骨髄検査やMRIの検査に進みます。
骨髄検査
  • 骨髄の状態を調べ、他の病気ではないことを確認します。
    【骨髄穿刺(せんし)】
    骨髄液を採取して「染色体(せんしょくたい)検査」や「細胞表面マーカー(たんぱく)検査」などを行います。
    【骨髄生検(せいけん)】
    骨髄組織片を採取して細胞密度を調べます。
MRI
  • 背骨の画像を撮影し、全身的な造血状態を調べます。