再生不良性貧血と診断するためには
再生不良性貧血によると思われる病態があり、
かつ他の類似した病気でないことを確認する必要があります。
診断のために確認すること
- すべて、または2種類の血液細胞が減少していること。
- 骨髄(こつずい)における細胞密度が低下していること。
- 血液細胞の減少をきたす他の病気がないこと。
このように再生不良性貧血は、他の病気を除外して初めて診断にたどりつく病気です。
このため、診断を確定するのが難しい場合があり、診断がつくまでに時間がかかったり、当初は全く別の疾患が疑われることもあります。