血小板が減少するほかの病気とは?
血小板が減少するほかの病気として、下記のようなものがあります。
これらが該当しない場合に、ITPが疑われます。
血小板が減少するほかの病気
- 薬物または放射線障害
- 再生不良性貧血
- 骨髄異形成症候群
- 発作性夜間血色素尿症
- 全身性エリテマトーデス
- 白血病
- 悪性リンパ腫
- がんの骨髄への転移
- 播種性(はしゅせい)血管内凝固症候群
- 血栓性血小板減少性紫斑病
- 脾機能亢進症(ひきのうこうしんしょう)
- 巨赤芽球性(きょせきがきゅうせい)貧血
- 敗血症
- 結核症
- サルコイドーシス
- 血管腫
- 感染症
- 先天性血小板減少症:
ベルナール・スーリエ症候群
ウィスコット・アルドリッチ症候群
メイ・ヘグリン異常症
カサバッハ・メリット症候群 など
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宮川義隆:臨床血液. 2013;54:350-356.
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藤村欣吾:日本内科学会雑誌. 2009;98:1619-1626.
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藤本淳:特発性血小板減少性紫斑病分科会報告, 厚生省特定疾患「特発性造血障害」調査研究班 平成2年度研究業績報告書. 1991;59-63.