病気を正しく理解することで、今までに近い日常生活をおくることもできます。 ITPとは「idiopathic thrombocytopenic purpura」(特発性血小板減少性紫斑病)の略です。 ITPってどんな病気? ITP(idiopathic thrombocytopenic purpura)とは「特発性血小板減少性紫斑病」のことで、はっきりとした原因がわからず(特発性といいます) 、血小板の数が10万/μL(マイクロリットル)以下に減少する病気です。 ITPの検査について からだの症状と血液検査などの結果がITPに特徴的で(血小板数10万/μL以下など)、さらに血小板が減少するほかの病気がみつからなければ、ITPと診断されます。 ITPと診断されたら 治療法については、患者さんの年齢、症状、合併症、併用している薬、手術予定、ライフスタイルなどを考慮して、主治医がお勧めします。 医療費助成制度について 指定難病で一定以上の重症度の患者さんは、治療費を公費で負担してもらえる制度があります。