急性GVHDの特徴
急性GVHDが起こる時期
移植後、約3ヵ月以内に起こるGVHDを急性GVHDといいます(古典的)。
その時期を過ぎて起こったGVHDでも、急性GVHD様の症状がみられる場合には、急性と診断されることがあります(持続型、再燃型、遅発型)。
急性GVHDの典型的な起こり方
移植後、早い時期に発熱から始まり、皮疹など皮膚症状が起こります。次いで下痢などの消化器症状や、肝臓の働きが低下して黄疸などがみられます。
メモ:あくまでも典型的な方の場合です。
すべての方にこの順番で急性GVHDが起こるとは限りません。
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日本造血・免疫細胞療法学会ガイドライン委員会GVHD(第5版)部会編.
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造血細胞移植ガイドライン GVHD(第5版).
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日本造血・免疫細胞療法学会, p2-4, 2022より作成