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本態性血小板血症の情報サイト

監修:
山梨大学医学部 血液・腫瘍内科
桐戸 敬太先生

日常生活で心がけること

血栓症の予防には、心血管危険因子を減らすことも大切です。心血管危険因子とは高血圧症、肥満、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、喫煙のことです。とくに喫煙により、血栓症が発症するリスクはさらに高まるといわれていますので、禁煙を心がけましょう。

日常生活で心がけること

  • 禁煙を心がけましょう。
  • 適度な運動とバランスのよい食事を心がけましょう。
  • ストレスをためないように心がけましょう。
  • 手術や抜歯などが必要な場合には、あらかじめ主治医に相談しましょう。
  • 体調がおかしいときは、すぐに主治医に相談しましょう。

見逃せない徴候

本態性血小板血症の患者さんの多くは、治療によって症状の緩和がみられ、通常の日常生活を送ることができます。

一方、患者さんの一部では、経過中に合併症を併発したり、他の疾患に移行することがあります。そのため心筋梗塞や脳卒中といった合併症の予兆を見逃さないことが大切です。以下のような症状がみられた場合は、すぐに病院を受診してください。

合併症の症状

合併症の症状