それぞれの血液細胞が増えるごとに、血栓症の起きやすさが異なることが知られています。ヘマトクリット値(全血液量における赤血球量)が高い患者さんは3.91倍、白血球数が多い患者さんは3.90倍、血小板数が多い患者さんは1.75倍、そうではない患者さんと比べて血栓症が起きやすいとされています。
血栓症の予防のためにも、それぞれの血液細胞の量を管理することが重要となります。
参考:生活習慣病の管理と同様に血液細胞の量を管理することが重要です。
一般的に、生活習慣病では血栓症が起きやすいとされ、血栓症を起こさないように目標値以下に治療することが重要とされています。 真性多血症患者さんも、生活習慣病における目標値の管理と同様、それぞれの血液細胞の量を目標値以下に管理することが重要となります。