真性多血症では、病気の進行により、さまざまな症状が生じます。細い血管に血栓(血の塊)が形成されると、頭痛、めまい、赤ら顔(顔が赤くなる)、目の結膜や口の中の粘膜の充血などがみられます。
全身の症状としては、体がだるい、入浴後に全身がかゆくなるなどの症状がみられるようになります。
また、増加した赤血球は脾臓で処理されるため、脾臓が大きく腫れ(脾腫)、痛むようになり、おなかの張り・不快感などが生じます。
真性多血症の主な症状
真性多血症に伴う症状は、その症状の種類や程度によっては、治療を行うことで日常生活への負担が軽減する場合がありますので、ご自身の症状を定期的にチェックし、主治医に相談することをおすすめします。