家族性地中海熱
患者さんの数が少ない希少疾患
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家族性地中海熱の情報サイト
患者さんの数が少ない希少疾患
監修:
久留米大学医学部 小児科学講座教授
西小森 隆太 先生
患者さんの数が少ない希少疾患である「家族性地中海熱(FMF)」について、病気の特徴や症状、病気が起こる仕組みについて解説します。原因不明のくり返す”熱や痛み”の苦しみから抜け出し、新しい明日を思い描けるかもしれません。
FMFとは、家族性地中海熱という病気の英語表記(Familial Mediterranean Fever)を略したものです。地中海民族に多く、家族(血縁者)に似たような症状を示す人がいる病気であることから、このように名付けられました。 FMFは自己免疫疾患と思われがちですが、本当は自己炎症性疾患という別の種類の病気です。
自分の症状が家族性地中海熱かもと思ったら、まずは受診前に症状をチェックしてみましょう。チェック項目に多く該当する場合は、かかりつけ医もしくは専門施設へのご相談をおすすめします。
家族性地中海熱と付き合いながらより良い人生を送るためには、信頼できる主治医とのコミュニケーションに基づく適切な治療によって、発作をコントロールすることが大切です。
一人ひとりの症状や環境に合わせたライフプランニングや、主治医に自分自身の症状を伝えるために工夫できることなど、治療を継続し発作をコントロールするポイントをご紹介します。
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