た
体液貯留(たいえきちょりゅう)
身体に水分をため込んでしまう症状のこと。細胞のまわり(細胞と細胞の間)に、正常よりも水分が多くたまっている状態。(日髙 道弘先生)
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することで起こる病気。皮膚に水疱ができ、神経に沿ってピリピリとした強い痛みが生じる。 免疫力が低下したときに再発を繰り返すことがある。(進藤 基博先生)
多血症(たけつしょう)
血液中で赤血球数が増加する病気。赤血球数が増加する原因としては、赤血球の産生を促すホルモンの増加など他に病気があって増加する場合と、原因が特定されない真性多血症がある。(前田 嘉信先生)
単球(たんきゅう)
白血球の一種で、身体における主な役割は、体内に侵入してきた細菌や真菌などの病原菌を貪食(飲み込む)することで、感染を防ぐこと。好中球よりもその作用が強く、寿命が長い。(小池 道明先生)
ち
治験(ちけん)
新たな医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、国からの承認を得るために行われる臨床試験のこと。(水田 秀一先生)
て
点突然変異(てんとつぜんへんい)
何らかの原因でBCR-ABL遺伝子に変化が起こり、その遺伝子から作られるBCR-ABL蛋白の形が変形すること。
変形したBCR-ABL蛋白には薬がくっつきにくくなり、十分な効果が得られないことがある。(魚嶋 伸彦先生)
と
ドナーリンパ球輸注(どなーりんぱきゅうゆちゅう)
造血幹細胞移植を行った後に白血病が再発した場合に、造血幹細胞の提供者(ドナー)のリンパ球を輸注する治療法。
DLI(Donor Lymphocyte Infusion)、もしくはDLT(Donor Lymphocyte Transfusion)とも呼ばれる。(日髙 道弘先生)